お遍路の歴史と意義

お遍路用の道具〜輪袈裟・山谷袋

【輪袈裟(わげさ)】
参拝に必要なもののなかでも紹介しましたが、こちらも必ず必要と言うものでは御座いません。
しかし、数珠と同じようにお寺の参拝には必要なものとおかんがえの方も多く、Tシャツ等の上から輪袈裟を掛けられておられる方を沢山見かけます。

輪袈裟は、袈裟を簡素化し、お坊様の外出用の法衣にしたものです。
霊場を巡る修行者でもあるお遍路さんは、元々言うのは、法衣を必ず身に着けるものとされていました。
そこで巡礼の旅に適した輪袈裟が使われるようになったといわれています。

お遍路用のものや、全国の巡礼に使えるもの等多様な種類があります。

【山谷袋(さんやぶくろ)・ズタ袋】
経本や納経帳、数珠、線香、灯明等巡拝に必要な品をまとめて収納し、持ち歩くための、肩から掛ける白色の袋です。
お遍路さんの正装の一つとも言えます。
前面に「同行二人」の文字が入ったものが多く使われていますが、無地のものもあります。
無地のものは四国八十八ケ所巡りだけでなく、他の巡礼にも使う事が出来ます。

山谷袋は、片方の肩に掛けて前に下げて使います。
お坊様がされているのと同じように前向きに首から下げて使う、昔からの山谷袋は紐の長さ調整が出来ません。
現在では、携帯電話や飲み物のペットボトル等を収納する事の出来るものや、撥水性・防水性を備えたものとか、収納性・実用性に優れた「山谷バッグ」とも言える製品が数多くあります。
しかも、リュック型になったものもあります。

もちろん必ず必要と言うものでは御座いません。
お手持ちの旅行用のバッグ・リュック等を使われても構いません。
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